用語集・関連記事のまとめページ

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公差・精度

寸法公差

部品の寸法の許容範囲を示す公差。設計図面に指定され、製造時の誤差を許容範囲内に収めるために使用される。

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はめあい公差

2つの部品を組み合わせる際の適合性を示す公差。H7/g6などの表記で、すきまばめ・中間ばめ・しまりばめに分類される。

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幾何公差

部品の形状や位置関係を指定する公差。真円度、平行度、直角度などがあり、寸法公差では制御できない精度を管理する。

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表面粗さ

加工面の滑らかさを示す指標。Ra(算術平均粗さ)、Rz(最大高さ)などがあり、機械部品の摩擦や耐久性に影響する。

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公差累積

複数の部品を組み合わせた際に発生する誤差の積み重なり。組立精度に影響し、公差解析や寸法チェーン計算が重要となる。

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材料・熱処理

SS400

一般構造用圧延鋼材で、溶接性や加工性に優れる。主に建築や機械構造部品に使用されるが、強度はそれほど高くない。

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S45C

炭素鋼の一種で、強度と靭性のバランスが良い。熱処理により硬度が向上し、シャフトやギアなどの機械部品に適用される。S45Cは、強度と靭性のバランスが取れており、熱処理による性質の変化も可能なため、機械部品や構造材として広く使用されています。

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SPCC

SPCCとは、JIS規格(日本工業規格)G 3141に規定されている冷間圧延鋼板の一種であり、一般的に使用される炭素鋼板の一つです。SPCCは「Steel Plate Cold Commercial」の略称で、主にプレス加工や曲げ加工を目的として使用されます。

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SPHC

SPHCは、日本産業規格(JIS)における熱間圧延軟鋼板の鋼種の一つであり、JIS G 3131「熱間圧延軟鋼板および鋼帯」に規定されています。「SPHC」は「Steel Plate Hot rolled Commercial」の略であり、主に一般的なプレス加工や成形加工に適した材料として広く使用されています。

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SCM鋼

SCM鋼は、クロムモリブデン鋼(Cr-Mo鋼)の一種で、機械構造用合金鋼に分類されます。SCM415は浸炭焼入れ向け、SCM435・SCM440は高強度部品向けで、それぞれ異なる機械的特性を持ちます。高強度・耐摩耗性・優れた焼入れ性を備え、自動車・航空機・建設機械の部品に広く使用されます。適切な熱処理により、特性を最適化し、用途に応じた加工が可能です。

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アルミ合金

アルミ合金とは、アルミニウムを主成分とし、他の金属元素を添加して特性を向上させた合金のことを指します。純アルミニウムは軽量で耐食性に優れていますが、強度が低いため、工業用途には適しません。そのため、銅、マグネシウム、シリコン、亜鉛などを添加し、強度、耐摩耗性、耐食性、加工性などを向上させたアルミ合金が広く使用されています。

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ステンレス鋼

鉄にクロムを含む耐食性の高い合金鋼。SUS304は汎用性が高く、SUS316は耐食性がさらに向上し、海水環境でも使用される。

SUS304は、鉄(Fe)を主成分とし、約18%のクロム(Cr)と8%のニッケル(Ni)を含んでいます。これにより、高い耐食性と機械的強度を持ち、優れた加工性を備えた材料となっています。

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ねずみ鋳鉄

ねずみ鋳鉄(正式名称:灰色鋳鉄、英語:gray cast iron)は、炭素を多く含む鋳鉄の一種で、破断面が灰色(ねずみ色)をしていることからその名が付けられています。炭素が主に片状黒鉛(グラファイト)として析出しているのが特徴で、優れた加工性・鋳造性・コストパフォーマンスを備えており、幅広い工業製品に使用されています。

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ダクタイル鋳鉄

ダクタイル鋳鉄(Ductile Cast Iron、球状黒鉛鋳鉄)は、鋳鉄の一種であり、黒鉛を球状化することで高い強度と粘り強さ(延性)を持たせた材料です。日本産業規格(JIS)では「FCD」の記号で表され、JIS G 5502にて規定されています。

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ねじ・締結要素

並目ねじ・細目ねじ

ねじ山のピッチが異なる規格。並目は標準的、細目は振動によるゆるみが少なく精密機器などに用いられる。

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タップ・下穴

めねじを切るための加工。タップサイズに応じた適切な下穴径を選定することで、正確なねじ加工が可能となる。

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インサートナット

樹脂部品や薄板にめねじを形成するための補強部品。圧入やねじ込み式があり、強度を向上させる。

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座ぐり・皿もみ

ボルトの頭部を部品内に収めるための加工。座ぐりは六角ボルト用、皿もみは皿ねじ用に施される。

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トルク管理

ボルトやねじの締結力を適正に保つために必要な管理。締めすぎや緩みを防ぐため、トルクレンチを使用する。

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軸・ベアリング

キー溝

回転軸と歯車やプーリーを固定するための溝。キーを挿入して動力を伝達し、軸方向のずれを防ぐ役割を持つ。

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スプライン軸

軸に複数の溝を刻み、対応する部品と結合することでトルクを伝達する構造。精密な位置決めが可能。

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ベアリング(軸受)

軸の回転を支える機械要素。ボールベアリングとローラーベアリングなどがあり、摩擦低減と耐荷重性能が特徴。摺動・回転運動をスムーズにする役割を果たす場合もある。

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はめ込み設計

部品同士をしっかり固定するための手法。圧入や焼きばめによって、がたつきのない結合を実現する。

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板金・加工技術

切削加工

切削加工とは、工具(刃物)を用いて材料を削り取り、所定の形状に仕上げる加工方法のことです。金属加工の代表的な手法であり、旋盤、フライス盤、ボール盤、研削盤などの機械を使用します。製造業や機械工学の分野で広く用いられ、自動車部品、航空機部品、精密機器、金型など、多くの製品に欠かせない技術です。

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旋盤加工

旋盤加工は、材料を回転させながら切削工具で削り、目的の形状に仕上げる加工方法です。旋削加工とも呼ばれ、工作機械の中でも特に汎用性が高く、機械部品や精密部品の製作に広く用いられています。

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研削加工

研削加工(Grinding)は、砥石を用いて工作物を微細に削る加工方法です。砥石には無数の砥粒が埋め込まれており、砥粒が高速回転することで材料を少しずつ削り取ります。砥粒はランダムに配置されており、一つ一つが小さな切れ刃の役割を果たします。また、削られたカス(研削屑)は研削液を用いて排出されるため、仕上げ面の品質が向上します。

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レーザー加工

レーザーカットは、機械部品の加工において非常に重要な技術の一つです。高精度かつ高速で金属を切断できるため、多くの産業分野で活用されています。特に、自動車、航空宇宙、電子機器、医療機器、精密機械などの分野では、複雑な形状の部品を高精度に加工するためにレーザーカットが採用されています。

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曲げ加工

曲げ加工とは、金属やプラスチックなどの板材や棒材を、一定の角度や形状に変形させる加工方法のことです。主にプレス機やベンダー(曲げ機)を用いて、指定された曲げ角度や曲率半径を実現します。特に、板金加工や機械加工の分野では重要な加工方法の一つであり、自動車、航空機、建築、電子機器など、幅広い産業で使用されています。

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フライス加工

フライス加工とは、回転する工具(フライス)を用いて工作物を削る切削加工の一種です。旋盤加工とは異なり、工具が回転し、工作物が固定または移動することで加工が行われます。この方法は、平面や溝、曲面などの複雑な形状を高精度に加工するのに適しています。

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溶接

溶接は、熱や圧力を利用して金属やプラスチックを接合する技術で、建築や自動車など幅広い産業で活用されています。アーク溶接、抵抗溶接、ガス溶接など多様な方法があり、高強度や軽量化の利点がある一方、変形や品質管理が課題となります。非破壊検査や破壊検査で品質を確認し、建築、自動車、航空などの分野で活用されています。技術革新が進み、ロボットやAIを活用した自動化が進展しています。

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鋳造

鋳造(ちゅうぞう)とは、金属を溶かして型に流し込み、冷やして固めることで所定の形状の製品を作る製造方法のことです。古くから利用されている加工方法であり、現在でも機械部品、車両部品、建築資材、美術品など多くの分野で活用されています。

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リベット接合

部材をリベット(鋲)で締結する方法。溶接不要で強固な結合が可能で、航空機や鉄道車両に多用される。

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設計・製図

尺度

製図の尺度とは、実際の物体の寸法を図面上にどの程度の比率で表すかを示すものである。建築、機械、電気などの各分野で異なる尺度が使用されるが、JIS(日本産業規格)では統一された尺度を規定している。尺度を適切に選定することは、図面の可読性や精度に影響を与えるため、製図の基本として重要である。

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第三角法・第一角法

製図における投影法。日本では第三角法が一般的で、欧米では第一角法が多用される。

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断面図・詳細図

部品の内部構造を示す図面。断面図は切断した状態を表し、詳細図は特定部分を拡大して描く。

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JIS規格

日本工業規格の略称。機械部品の寸法や精度、公差などが規定され、設計・製造の標準として広く採用される。

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BOM(部品表)

BOM(Bill of Materials、部品表)とは、製品を構成する部品や材料、数量、仕様などを一覧にした表のことを指します。製造業においては、設計・調達・生産・保守などの各プロセスで重要な役割を果たし、効率的な生産管理やコスト管理を支える基盤となります。

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伝動要素

Vベルト・タイミングベルト

動力を伝達するベルト。Vベルトは摩擦力を利用し、タイミングベルトは歯付きで正確な動作が可能。

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チェーン駆動

スプロケットとローラーチェーンで動力を伝達する機構。高負荷時でも滑りがなく、強力なトルク伝達が可能。

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カップリング

モーターや軸を接続し、回転運動を伝える機械要素。フレキシブルタイプはミスアライメントを吸収する。

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ラック&ピニオン

回転運動を直線運動に変換する機構。自動車のステアリングや工作機械の送り機構に利用される。

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流体・配管

Oリング・パッキン

液体や気体の漏れを防ぐシール材。ゴム製が一般的で、使用環境に応じて材質を選定する。

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フランジ接続

配管の締結方法の一種。ボルトとガスケットを用いて強固に接続し、分解やメンテナンスが容易。

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継手

配管の接続部品。エルボ(曲げ)、ティー(分岐)、ユニオン(着脱可能)などがあり、流体制御に不可欠。

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エアシリンダー

圧縮空気を利用して直線運動を生み出すアクチュエーター。工場の自動化設備などに広く使われる。

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その他の機械要素

ダンパー

衝撃や振動を吸収する装置。自動車や建築物の耐震構造などに用いられ、エネルギーを減衰させる役割を持つ。

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バネ(スプリング)

力を加えると変形し、元の形に戻る性質を持つ部品。コイルばね、板ばね、ねじりばねなどがある。

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カム機構

回転運動を直線運動に変換する仕組み。エンジンのバルブ機構や自動機の動作制御に利用される。

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ガイドレール

直線運動を滑らかにするための部品。リニアガイドやスライドレールがあり、精密機械に使用される。

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解析・評価

FEM解析(有限要素法)

構造や熱伝導などを数値解析する手法。CAEソフトを用いて応力分布や変形を可視化する。

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応力集中

部品の角部や穴の周辺で局所的に応力が増大する現象。設計段階での補強や形状変更が重要。

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安全率

許容応力と最大応力の比率。安全設計の指標となり、使用環境に応じて適切な値を設定する。

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熱膨張係数

温度変化による材料の寸法変化率。異種材料の組み合わせ時には、膨張差による影響を考慮する必要がある。

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設計業務・管理

CAD

CADは「Computer-Aided Design」の略で、直訳すると「コンピュータ支援設計」となります。設計者がコンピュータを使って、製品や建物、構造物などの設計を行うためのツールです。CADは、紙に手描きで設計図を描く方法をデジタル化し、精度の向上や作業効率の改善を実現しました。

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CAM

CAM(Computer-Aided Manufacturing:コンピュータ支援製造)とは、コンピュータを用いて製造プロセスを自動化し、効率化する技術のことを指します。主に、NC(数値制御)工作機械のプログラムを作成し、加工工程の最適化を図るために使用されます。CAD(Computer-Aided Design:コンピュータ支援設計)で設計されたデータを基に、CAMソフトウェアを用いて工具経路(ツールパス)を生成し、工作機械での加工を制御します。

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CAE

CAE(Computer-Aided Engineering)とは、コンピュータを活用して製品の設計・解析・最適化を行う技術のことを指します。CAEは、製造業や機械設計分野において重要な役割を果たし、試作の回数を減らしながら製品の品質向上とコスト削減を実現するために用いられます。

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モデリング

CAD(Computer-Aided Design)モデリングとは、コンピュータを使用して3Dモデルや2D図面を作成する技術のことを指します。製造業、建築、土木、アニメーション、ゲーム開発など、さまざまな分野で利用されています。CADモデリングにより、設計の効率化、エラーの削減、コスト削減が可能になります。

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拡張子

CAD(Computer-Aided Design)は設計や製図を支援するソフトで、多くの拡張子が存在します。代表的なものとして、AutoCAD向けのDWG、データ交換用のDXF、3Dプリント用のSTL、国際標準のSTEP、サーフェスモデル向けのIGESなどがあります。用途や互換性を考慮し、適切なフォーマットを選ぶことが重要です。特に異なるソフト間でのやり取りにはDXF (2D CAD)やSTEP (3D CAD)が推奨されます。

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リバースエンジニアリング

既存の製品を解析し、再設計や改良を行う手法。3Dスキャンや解析ツールが活用される。

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DFM(製造容易性設計)

加工や組立を考慮した設計手法。製造コストの削減や品質向上を目的とする。

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トレーサビリティ

製造履歴や品質管理を追跡する仕組み。品質保証や不具合対応に重要な役割を果たす。

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PL法(製造物責任法)

製造物の欠陥により消費者が損害を受けた場合、メーカーが責任を負う法律。設計時のリスク管理が必要。

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QCD(品質・コスト・納期)

製造業における重要な管理指標。バランスを最適化することで、競争力のある製品開発が可能となる。

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VE(バリューエンジニアリング)

製品の価値を高めるための設計手法。コスト削減と機能向上を両立するために用いられる。

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